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美容師の働き方・年収・技術
美容師デビューやスキルアップのための練習とは?効果的な練習法3選!
2021.08.23 UP

アシスタントの方必見!スタイリストデビューまでに習得すべき技術は?

「美容室に就職したら即カットできる」と思った方もいるかと思いますが、スタイリストになるまでに習得すべきことはたくさんあります。


【基本的な技術】


  • シャンプー技術
  • ヘアセット技術(アイロン)
  • カラー技術(薬剤塗布)
  • パーマ技術
  • カット技術

【オールマイティーになるための技術】


  • アップ技術
  • メイク技術

【接客技術】


  • トーク力
  • カウンセリング力

詳しく解説していきたいと思います。


基本的な技術

基本的な技術は美容師として働くうえで、必ず習得しなければならない技術です。


シャンプー技術

アシスタントになり、初めてお客様に触れる施術がシャンプーになります。


自分の頭をシャンプーするときに知識は必要ありませんが、人の髪の毛を洗うときにはかなりの知識が必要とされます。


そしてシャンプーは美容室の施術の中で唯一、気持ち良さを提供できる施術です。お客様からの「気持ち良かった」という言葉を聞くと、心が折れそうなアシスタント期間も乗り越えやすくなるでしょう。


シャンプーの施術に必要な技術は、お客様の横に立つサイドシャンプー、そしてお客様の後ろに立つバックシャンプーで異なります。


転職するときはきちんと調べておかないと「シャンプーが出来ない」なんて言うことも起こりうるので注意が必要です。


ヘアセット技術(アイロン)

シャンプーに慣れてくると次は担当者が来るまでの間に、髪を乾かしたりセットしたりすることが出てきます。


ドライヤーの使い方ひとつで仕上がりは大きく変わるので、ドライヤーの風の向きや指の通し方、乾かし具合などを学ぶ必要があります。


スタイリストは適当に乾かしているように見えますが、頭の中にはヘアスタイルの完成形が描かれているのです。アイロンでのヘアセットも同様で、巻き方や方向でスタイルは変わってきます。


最終的にヘアスタイルにあったヘアセット方法をアシスタントの間にたくさん学ぶことで、自分がお客様を担当した際に幅広いバリエーションでスタイル提供が出来るようになるのです。


カラー技術(薬剤塗布)

カラーの技術は薬剤塗布にかかっていると言っても過言ではないでしょう。


近年のカラー技術はダブルカラーやハイライトにとどまらず、グラデーションカラーやバレイヤージュなど技術を要するものが多く登場しています。


カラーを売りにしている美容室であれば色んなメーカーの特徴を生かすために、数種類の薬剤が揃っていることも珍しくはありません。


しかもカラー剤の調合は個々の髪質によっても変わります。したがって「ここまで知識があれば大丈夫」ということはなく、新しい情報がどんどん入ってくるので楽しめる技術でもあります。


パーマ技術

一昔まえに比べるとパーマ人口は減っていますが、外せない技術でもあります。


現在ではパーマは女性だけのものではなく、男性もニュアンスを出すためにパーマをかけることが増えてきました。


しかし美容学校で取得した、オールパーパスの様な基本的なワインディングは減っています。したがって、新たに営業で使えるワインディングを学ぶ必要があるのです。


それと同時に薬剤の違いによるかかり具合の違いや、髪質によるかかり具合の違いの知識も必須になります。


ハイトーンのカラーが流行っている今、いかに髪の毛を傷ませないための薬剤選定ができるかも重要です。


カット技術

美容師になり、一番に習得したいと思うのがカットではないでしょうか。


ワンレングスから始まり、グラデーションにレイヤーといった基本をベースに、グラボブやショートレイヤーにウルフカットなどヘアスタイルはたくさんあります。


そして頭の形に合わせたカットや、毛質に合わせたカットは経験値も必要になってきます。形を作り上げるカットは、非常に奥が深いです。


経験値と知識を要するカットは習得するのに苦労はしますが、出来るようになった時の喜びも大きいでしょう。


オールマイティーになるための技術

基本的な技術が身に付けば、スタイリストとして働くことは可能です。しかし更にお客様の要望に応えたいと思うのであれば、以下の2つの技術も身に付けた方が良いでしょう。


アップ技術

アップと言えば結婚式が頭に浮かびますが、最近ではもっとカジュアルなアップが注目されアップの需要が増えています。


そのきっかけはSNSに投稿される簡単で可愛いアップです。しかし簡単とは言え、自分でアップするのは難しいものです。


「まずは美容室でアップしてもらいたい、アドバイスが欲しい」そんなお客様のためにも、簡単なアップを習得しておくと役立ちます。


メイク技術

メイク技術は美容室によっては、全く無縁な技術です。しかしSNSや雑誌撮影などに興味がある方は、ぜひ習得しておきましょう。


メイク技術を学ぶことで、眉カットも出来るようになります。メイクの施術をしていない美容室でも眉カットがメニューにある美容室は多いのです。


その理由は現在、化粧品の販売員による眉カットが厳しく禁じられているからです。眉カットは刃物を使うため美容室か理容室で、国家資格を持っている人でなければ施術することが出来ません。


メイク技術を習得していれば、ヘア以外のアドバイスもできるのでお客様からの信頼度もアップし、仕事の幅も広がるでしょう。


接客技術

指名客を増やすためにはカットが上手いだけではダメです。やはり接客技術がなければ、指名客は増えてはいきません。


カウンセリング力

施術に入る前に、とても重要なのがカウンセリングです。お客様の要望を上手く聞き出すことが出来なければ、希望のヘアスタイルにはなりません。


当たり前ですが「どんなヘアスタイルにしたいのか」これだけを聞いても、お客様の要望には応えられません。


  • どのくらいの頻度で美容室に来店しているのか
  • スタイリングにどのくらい時間をかけているのか
  • スタイリングは使っているか

再現性のあるヘアスタイルを提供するためには、いかにお客様がへアスタイルに関して考えているのかを知ることが大切です。


一般の方がヘアスタイルやカラーを言葉で説明することは非常に難しく、どう説明したらよいのか悩む方も少なくはありません。


美容師側が答えやすいカウンセリングをすることで、お客様の満足度は上がっていくでしょう。


トーク力

【美容師=おしゃべりが上手】そんなイメージをお持ちの方も少なくはないでしょう。


「楽しい話題が提供でき、笑わせることができる」トーク力をこのように考えている美容師も多いようですが、トーク力とは聞き上手かどうかで決まるのではないかと思います。


美容師が楽しい会話が楽しめたと思ったら、実はお客様が聞き上手だった場合があるのです。


会話は自己満足であってはなりません。お客様に気持ちよく話してもらうためのきっかけ作りに徹していると、自然と【トーク力の高い美容師】として見てもらえるようになります。


最短でスタイリストになるためにすべき練習3選!

練習をきちんとしていれば、いつかはスタイリストになれるでしょう。


しかしアシスタント期間が長く続くよりは、早くスタイリストになれた方がモチベーションも保ちやすいですよね。


早くスタイリストになるための練習法を3つピックアップしてみました。


  • ウィッグよりも人の頭を使っての練習
  • テキスト本で理論知識をインプット
  • 先輩スタイリストの技術を見て聞いて真似をする

詳しく解説していきたいと思います。


ウィッグよりも人の頭を使っての練習

美容師の練習台と言えばウィッグ(マネキン)です。スタイリストになるまで何十体とウィッグを購入する方もいるでしょう。


しかし基礎的な技術を覚えた後の練習は、ウィッグだけでは技術向上は望めません。そこにはウィッグならではの理由があります。


  • 髪質に癖がない
  • 生え癖がない
  • 頭皮に柔軟性がない
  • 乱暴に扱っても文句を言わない

したがって、どんなにウィッグを上手くブローやカットができても、人の頭でも上手くできるかというとそれは別問題です。


実際に施術する人の頭には色んな癖や髪質、頭の形があるのと同時に感覚もあるのでコーミングが痛かったりドライヤーが熱いなど感じます。


そういった意味でも人の頭で練習をしていかなければちゃんとした技術は身に付かないのです。頭でワインディングして思うことは「巻きづらい」です。


練習用のウィッグと違い、人の髪の毛には個人差があります。硬く短い毛は特に巻きづらく、コツを掴むまではかなり苦戦を強いられるでしょう。


筆者がアシスタントだった時、短い襟足の毛を巻くと「痛い」とよく言われました。


ドライヤーやアイロンも距離感が掴めずに熱い思いをさせてしまったりと、人の頭でなければ学べないことの方が寧ろ多いかもしれません。


どの施術にも言えることですが、人の頭で練習をすることで初めて応用力が身につきます。


したがってウィッグの練習も大切ですが、人の頭で練習した方が、より早くお客様の担当につくことができるでしょう。


テキスト本で理論知識をインプット

意外と買って満足してしまうのがテキスト本です。特に月刊誌を注文をしていると読み終わる前に次の本が届き、流し読みをしてしまう方が多いのではないでしょうか。


これは非常にもったいないです。実践のみが練習ではありません。本当に早くスタイリストになりたいと思うのであれば、空いた時間にテキスト本を読み暗記してしまうくらいが望ましいです。


以前までの美容師はどちらかと言えば「感覚で仕事を覚えろ」という教えが多かったように思いますが、現在は違います。


テキスト本をよく読んでみると非常に理論的なのです。要は「頭で考えて理解する事」が重要になります。


筆者はテキスト本は買ったものの、パラパラと見るのみで感覚で技術を身に付けてきました。仕事は問題なくできます。ただ、教えることが苦手です。


その理由は感覚のみで覚えてしまい、理論的なことが全く頭にないからです。


例えばカットの場合「なぜレイヤーは耳後ろに穴が開きやすいのか」で考えてみましょう。以前なら「耳後ろは穴が開きやすいからこうやってカットする」と指導されましたが、これでは穴が開きやすい理由が分からず解決しません。


筆者がスタイリストデビューし、初めての失敗がこの失敗だったのです。


後ろをカットし、サクサクっと横をカットし…「あれ…アウトラインが繋がってない」。あるはずのサイドの毛がパツンとなくなっていました。その後「店長を呼んで」と言われた時ほど、お客様を怖いと思ったことはありません。


なぜ筆者は失敗したのか…、それは失敗するまで何となく感覚でカットできていたからです。しかし何となくカットできることと、理屈を理解してカットできるのは大きな違いです。


理論をきちんとインプットするには飽きるほどテキスト本を見るのが一番です。そして実践練習でアウトプットしていきます。


早くスタイリストになりたいと思うのであれば、購入したテキスト本を無駄にせず理論も勉強していく事をおすすめします。


先輩スタイリストの技術を見て聞いて真似をする

早くスタイリストになりたい人は、既にできる人の仕事を見ましょう。そして真似しましょう。


これはどの業界でも言われていることで、できる人の真似をすることは非常に近道です。もちろん真似をしたからといって、すぐにできるようにはなりません。


しかし目指すところが明確であればあるほど、達成するのは早いのです。


営業中の先輩スタイリストから学べることは技術に限らずたくさんあります。


  • カウンセリングの仕方
  • エスコートの仕方
  • 手際よく仕事するためのコツ
  • 心遣い
  • 道具の使い方
  • 施術中の姿勢

挙げればきりがないほどです。自分にとって一番近い距離に見本にすべき人がいるのに見ないのはもったいないのです。


筆者がアシスタント時期に先輩に良く言われたのが「人の仕事を見ること」です。当時は見ていても分からないと思っていました。


しかし先輩スタイリストの仕事を見ていると、自分の知識とは違った新たな発見があるでしょう。これがたくさん経験を積んできた人ならではの、技術になるわけです。


同じスタイルでもお客様が10人いれば、10通りのカット方法があります。自分が経験する事も大事ですが、人の仕事を見て知識としてストックしていくことも大事です。


その知識のストックは、必ずスタイリストになるために役立ちます。


スタイリストになるためには最短で9ヶ月?どのくらい練習が必要?

スタイリストになるまでの期間は約3年と言われていますが、美容室の規模によっても違ってきます。


そして【スタイリスト】という言葉を、どう認識しているかによっても違うでしょう。


筆者が営業中の空き時間を利用した練習と、週1の勉強会で「カット入れそうだから入ってみようか」と言われ、初めてカットに入ったのが9ヶ月目でした。


他店に就職した美容師の友人と比べると、最短でのカットデビューだったと思います。カットデビューをすればスタイリストと言えるのであれば9ヶ月もあれば可能です。


しかしカットを担当する=スタイリストなのかというと、少し違うように思います。


習ったカットを施すお客様は担当させてもらえますが、基本的な仕事はアシスタントです。このように個人店や小規模な美容室は、アシスタントからスタイリストへの移行が曖昧なところも少なくはありません。


逆に大手の美容室であればカリキュラムが終了し試験合格後、スタイリストに昇格するなど明確です。


筆者の考えるスタイリストはお金を頂いても良い技術が身に付き、初めてスタイリストと呼べるのではないかと思います。


したがって、スタイリスト(どんなスタイルもカットができる)になるには1~2年は必要になるでしょう。


そしてスタイリストのスキルを身に付けるための練習量は個人差が大きいです。


練習量が多ければ良いかというとそうではなく、やはり練習の質も求められます。さらに理解力が高く、美的感覚が優れている人は技術の習得が早いです。


しかし覚えが悪いからと言って「美容師に向いていない」と思う必要はありません。何事にも言えることですが、数をこなさなければ出来ない人は数をこなせば良いのです。


いかに早くスタイリストになったのかが大事なのではなく、お客様の気持ちの理解できるスタイリストになることが大事なので急ぐ必要はないのです。


全ての美容師必見!美容師のスキルアップのために必要な練習とは?

美容師がスキルアップするために必要なポイントは2つです。


  • 失敗を恐れずにチャレンジし続ける
  • 自己投資する

詳しく解説していきたいと思います。


失敗を恐れずにチャレンジし続ける

全ての技術において失敗は付きものです。しかし、それを恐れていてはスキルアップ出来ません。


まずは失敗を失敗と思わないことが大事です。失敗しなければ得られない情報が必ずあります。失敗したからこそ得られる情報が、スキルアップには重要なのです。


例えば上手にカットできる方法を聞いて、10人中10人が上手にカットできるのかというと…答えはNOです。


なぜなら、その方法はその人が上手にカット出来る方法であり、万人に当てはまるわけではないからです。


しかし失敗は違います。誰がやっても失敗する方法は失敗につながるです。


ということは「上手にカットするためには、これはしてはいけない」この情報をたくさん集めることで、おのずと失敗は減り上手になっていくということになります。


自己投資する

「就職したら技術は先輩が教えてくれるもの」そう思っている方もいるのではないでしょうか。


筆者は後輩に「教えてもらうことを当たり前だと思ってくれるな」と言ったことがあります。後輩は営業後に教えてもらっているのではなく、練習をさせられていると思っていたのです。


「遊びたいのに練習させられている」そんな気持ちで練習をしていては、スキルアップはしません。


もし同じ内容の技術を10万円支払い講習を受けるとしたら、きっと支払った分のスキルを身に付けようと努力するでしょう。


先輩から技術を教わるのに料金は発生しません。だからといって努力しなくてよいわけではないのですが、人は無料の時と有料の時では真剣味が違ってきます。


したがって早く技術を身に付けたい場合は、自己投資と考え講習費を支払い講習を受けることをおすすめします。


誰のために学んでいるのかが明確になることで、やらされている感がなくなり、新しい情報が入ってくることに楽しみも感じられるでしょう。


美容師の練習時間には残業代は発生する?そのリアルな現状とは?

美容師がスタイリストになるまでの練習時間に、残業代は基本的に発生しません。その理由は【自分のための練習】だからです。


自分が一人前の美容師になりたいと思い練習をするのですから、練習が仕事でないことはハッキリしています。


例えば技術講習を受けるときには講習費が必要になります。趣味の習い事をするときも月謝が必要です。自分のスキルアップの為にお金を支払うことは、当たり前ですよね。


しかし美容師になり技術を教えてくれる先輩に費用が発生するか…絶対に発生しません。


基本的に美容師は営業に役立つ技術力がない状態で就職し、営業に必要な技術を無料で教わりながら


お給料を頂きます。


この事が理解できると、練習時間に残業代が支払われないことも納得できるのではないでしょうか。


美容師が練習をする際に心がけるべきこと一覧!これで成長速度UP?

美容師がより早くスキルアップするために心がけるべきことは2つです。


  • 目標を明確にする
  • 人と比べずに楽しむ

詳しく解説していきたいと思います。


目標を明確にする

まずは自分がどのくらいで、どの技術をマスターするか年間スケジュールを組みましょう。


時間の制限のないものは、つい後回しにしがちです。常に目に付くところに目標を掲げ、達成できるようにしていきましょう。


目標を立てない人より、はるかに早くスキルアップすること間違いなしです。


人と比べずに楽しむ

美容師が途中で挫折することなくスタイリストになるには、練習も楽しむことが大切です。


「○○の練習もしなければいけない」「どうせ○○さんより上手く出来ない」こんなネガティブ思考ではスキルアップも出来ません。


自分の小さなステップアップも見逃さず「今日は○○ができた」と考えましょう。


そしてアシスタント期にありがちなのが、同期との比較です。


残念ながら比較だけしても、何のスキルアップにもなりません。比較するなら、なぜ同期がいち早くスキルアップしているのか分析してみましょう。


自分がスキルアップするための秘訣が見つかるかもしれません。


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