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美容師の働き方・年収・技術
理容師の平均年収|独立後の変化や美容師との年収の差を解説!
2022.01.27 UP

理容師の初任給はいくら?資格の有無での違いは?

理容師の初任給は地域によっても異なりますが、16〜21万円程度と言われています。


理容師の資格の有無で初任給が変わるのかというと、実はあまり大きな違いはありません。初任給は変わらないものの、資格の有無で任せてもらえる仕事内容は大きく変わり、手当が変わるため少しずつ給料に差が出てきます。


1998年、理容学校が2年制になった事に伴い、インターン制度が廃止されました。それまでは1年間専門学校に通った後に、1年間インターン生として職務に就かなければ国家試験を受けることができませんでした。


このインターン制度が廃止されたことによって、資格を持っていない人はお客様の施術に入ることが一切できなくなったのです。


つまり資格を持っていない場合、営業中は受付や電話応対、掃除などの限られた業務にしかつけないというわけです。厳しいようですが、お客様に直接触れるコームやシザー、カミソリやロッドにも触れられません。


万が一、保健所の立ち入り検査などで上記の行為が発覚した場合、無免許営業となり30万円以下の罰金が課せられ、今後理容師免許が取得できなくなる可能性もあります。


このように資格のない状態でも見習いとして就職はできますが、お客様の施術に入ることができないため、技術手当などが付かず昇給は難しいと言えるでしょう。


理容師の平均年収・月収を地域別に解説

理容師の平均年収は約368万円、月収にすると約31万円程度と言われていますが、地域や年齢によっても違いがあります。


理容師の地域別年収

理容師の年収が一番高い地域は甲信越、北陸で約410万円です。美容室の場合、関東がもっとも年収が高いと言われていますが、理容室では東京が甲信越、北陸を下回り約383万円でした。これには理由があります。


厚生労働省の調査によると、理容師オーナーは60代以上が7割を占めています。理美容室共に言える事ですが、顧客の平均年齢は技術者と同世代が多い傾向にあります。


つまり関東よりも高齢者の多い地域では、理容室の需要も高いというわけです。この需要の高さは、理美容室の軒数からも分かります。


東京都における理容室の軒数は美容室の半数以下となっている一方で、もっとも理容師の年収が高い福井県では美容室の半数以上の理容室が経営を続けています。


そして福井県では需要の高さから価格競争に巻き込まれることもなく、東京での平均料金3,753円を上回り3,929円でした。


つまり物価に関係なく、理容室の需要によって給料が変動してくると考えられます。


理容師の年齢別年収

理容師の年齢別の年収を見ていきたいと思います。


年代 平均年収
20代 約246~313万円
30代 約384~417万円
40代 約371~422万円
50代 約271~332万円
60代〜 約300~476万円

理容室の給料体制は昔のなごりで勤続年数による手当や、年齢給が適応されているところも多く、40代までは順調に昇給するケースが見られます。60代でも現役で働いている人の多くは経営者のため、年収が高い人もいるようです。


ちなみに女性理容師の平均年収は290万円程度と言われていますが、その理由は結婚や出産などで昇給する前に離職する人が多く、平均年齢が低くなることが理由の一つであるようです。


理容師と美容師年収が高い方はどっち?

理容師の平均年収は約368万円、美容師は325万円と言われていますが、この数字はあくまでも平均値になります。


理容師は年収の幅が247〜524万円と狭い一方、美容師の年収の幅は314〜1,062万円と広いです。これは働き方の選択肢と比例していると言えるでしょう。


現在美容師の働き方は、フリーランスとして面貸しや業務委託で収益を得る働き方が注目を浴びています。いわゆる店に属さず、店舗を構えない個人事業主として働く方法です。


店に属さず、勤務時間や休日が自由になるため年収にも大きな差が生じているというわけです。


一方理容師の求人では正社員やアルバイト、パートの募集が多く、業務委託などは非常に少ないので店に属して収入を得ている人が多い事になります。


フリーランスが少ない理由として、理容師免許保持者が減少傾向にある事が挙げられます。人材確保が難しい現在、理容室経営者としては正社員として少しでも長く働いてもらいたいのです。


しかし安定した給料は正社員のメリットでもあり、デメリットでもあります。なぜなら、昇給に限界があるからです。


理容師の平均年収は美容師よりも高い金額が示されていますが、現在の状況でいうとフリーランスが増え、より収益を得ている人が多いのは美容師ということになります。


独立したらどのくらい給料が上がる?開業前と比較!

「いつかは独立し、自分の店を構えたい」このような夢を抱き、理容師になる人も少なくないでしょう。独立することで、自由に仕事ができるうえに収益を上げるチャンスも巡ってきます。


実際に雇用されている理容師の平均年収は368万円に対し、開業した場合では平均年収は400~1,000万円とも言われています。


ただし独立後、雇用されている時のような保証は一切ありません。不安を煽るようですが、このことを考えないで開業すると高確率で失敗してしまうでしょう。


しかし立地条件や集客方法など、綿密な計画を立てることで雇用されている時以上の収益を得る事が可能になります。


技術だけではなく経営も学ぶことで、雇用されている時以上の収益も夢ではありません。


年収1,000万も夢じゃない?理容師の年収を上げるポイントをご紹介!

理容師は正社員で役職についていても、平均年収は400万円程度と言われています。人気の理容師でさえ600~700万円を稼ぐ人は一握りです。


しかし一方で、1,000万円稼いでいる理容師もいます。それは独立し、開業している理容師です。つまり店を構えなければ、1,000万円を稼ぐことは難しいということになります。


雇用、開業どちらにも共通する年収を上げるポイントは2つです。


  • 新しい技術の向上
  • 指名客を増やす

理容師として年収を上げるためには、絶対的な技術力が必要です。例えば「カットができる」「ヒゲが剃れる」だけでは年収は上がりません。


他の理容師と同じレベルでは「誰でも良い」と思われ、指名してもらうことができません。


角刈りでコンテストに入賞した経歴のある理容師が、指名が多いかというとそうではありません。ヒゲが5分でキレイに剃れるからといって、指名が多いわけでもないのです。


いかにお客様の要望に寄り添えるかが、重要になってきます。そのためにも新しい技術の向上は欠かせません。


髪型の流行は日々変わり、様々なお客様に適した技術を提供する必要があります。このように技術を向上させることで、指名客は自然と増えてくるのです。


理容師が年収を上げるためには、指名客を増やすことが必須になります。


フリー客とは違い、指名客は信頼を得ることもでき、おすすめの商品も手に取ってもらいやすくなります。理容室によっては、指名料や商品売上が還元されることもあるでしょう。


つまりスキルアップし指名客を増やすことで、自然と年収はアップしていくのです。


ダブルライセンス取得で年収はアップする?

大きなスキルアップとして近年注目されているのが、美容師資格とのダブルライセンスです。ダブルライセンスを取得することで、可能な施術内容が増え就職先の選択肢はグッと広がります。


しかし残念なことに雇用されている場合、理容師も美容師も年収に大きな違いがないため、年収アップに繋がるとは言えません。


ここで注目して欲しいのが、理容室を開店した時の事です。理容師の国家試験受験者は年々減っています。つまり、求人募集をしても理容師免許保持者はなかなか見つかりません。


生産性の悪い理容業で人手不足は致命的でしょう。そこで役立つのがダブルライセンスです。


管理美容、管理理容の資格を取り、店舗の造りを考える必要はありますが、経営者がダブルライセンスを持っていることで、理容師、美容師共に雇用することができます。


人手を確保する事ができ、理美容両方のサービスが提供できれば下記のような新たな事業展開ができます。


  • 女性も気楽に来店し、ヘアと一緒にエステやシェービングできるサロン
  • ファミリーをターゲットにできるサロン

年収1,000万円を目指すのであれば、理容室の新しい在り方を考えるとともに、ダブルライセンスも有効と言えるでしょう。


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