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働くを、近くに感じる特集記事

美容師の働き方・年収・技術
これって美容師あるある?みんなが経験したよくあることって?
2021.06.29 UP

これって職業病!?普段から思わずやっちゃう行動

美容師の思わずやってしまう行動と言えば、電車の中や街中で色んな人の髪型チェックではないでしょうか。


筆者が良くやってしまうのは、電車で変わった髪型をしている方を見かけては「どんな風にオーダーしたんだろう」「どんな美容師さんがカットしたんだろう」などと思い、目が離せなくなってしまいます。


逆におしゃれな髪型を見て「どうやってカットしてあるんだろう」「この辺の美容室でカットしているのだろうか」と想像がしている事も多々あります。


更に大きなお世話ですが「こんな風にしたらステキになるのに」などと思うこともありました。


これらが完全に職業病だと思う理由は【髪型を気にしないことが出来ない】からです。おそらく美容師でない方が髪型に目が行くとしたら、よほど自分の髪型を気にする方なのではないでしょうか。


大抵の方は、人の髪型にあまり興味がありません。ましてや面識のない他人の髪型など、見ることも無いかもしれません。


しかし、この職業病は日頃から想像力を鍛えていると思えば、勉強の一環と言えそうです。


美容師って意外と体育会系?職場の人間関係とは?

美容業界は一昔前までは、かなりの体育会系でした。筆者がインターンで入社した美容室も例外ではありません。


  • 仕事中は先輩の仕事を必ず見ている事
  • 営業時間中はフロアに立っていること
  • 仕事は見て覚えること
  • 先輩より率先して動くこと
  • いきなりお客様を施術するよう指示される

このようなことは当たり前で、現在と比べるとかなり厳しかったように思います。そんな職場の人間関係は…良好でした。


今現在、このような職場があったら退職者が絶えないでしょう。なぜ昔は大丈夫だったのか…それがその時代の美容業界あるあるだったからだと思います。


体育会系の厳しさはありましたが、営業が終わると一緒に食事にいったり相談にも乗ってくれました。良くも悪くも、しっかり面倒を見ていてくれたような気がします。


現在の美容室の多くは、昔ほど上下関係が厳しくないため人間関係での退職者は減っているのではないでしょうか。


やりづらいと思うお客さんの特徴って?

筆者が苦手なのは


  • 髪型に対する要望はないがお任せもしたくないお客様
  • 施術中にオーバーリアクション
  • 隣の席のお客様との会話に入ってくる

詳しく解説していきたいと思います。


髪型に対する要望はないがお任せもしたくないお客様

例えばカットしたくて来店はしたものの髪型が決まっておらず、更に提案する髪型には「う~ん」と言いながらスルーするお客様がいます。


このパターンはカウンセリングのみで30分経過することもあるのです。基本的にカットのお客様にあてられた施術時間はお帰りになるまで1時間と考えると、かなり厳しい状況になってきます。


そして「やっぱりもう少し切りたい」と言われるケースが多いです。単純に2人カットするのと同じだけ時間を要するので、2回目のカットが少し簡単になってしまうことは否めません。


施術中にオーバーリアクション

お客様の中には鏡越しの会話が苦手な方もいます。話しかけると答えるために振り返る、また話しかけると答えるために振り返るを繰り返します。


カット中は持ったパネルが指から抜け落ち、ワインディング中も持ったパネルが指から抜け落ちます。これを繰り返していると自然と美容師は無口に…その理由は時間がかかってしまうからです。


決して話したくないわけではありません。何度も手から抜け落ちる髪の毛に時間を取られ、気持ちが焦ってきます。その結果無口になるというわけです。


隣の席のお客様との会話に入ってくる

パーマの待ち時間やカラーの待ち時間は、本やスマホを見ない方にとってはとても長く感じます。そんな時に気になるのが、隣のお客様と美容師の会話です。


お客様によっては会話に入ってきても快く受け入れてくれる方もいますが、話を聞かれていたことを不快に思う方もいます。


筆者が一番衝撃的だったのは、中学生の女の子のカット中に隣の60代の女性が「今は男の子も美容室に来るのね」と話しかけてきたことでした。


即座に「女の子です」と言ったものの、何とも言えない雰囲気になってしまったのは言うまでもありません。


また来てほしいと思うお客さんの特徴って?

筆者がまた来店して欲しいと思うお客様は、基本的には施術させていただいた方全員です。


やはりどんなタイプのお客様でも、また来店していただけるということは自分のカット、もしくは自分自身・お店を気に入ってくれたのだと感じさせてくれます。


自分の自信に繋がるということです。したがって特に「この方にまた来て欲しい」と思うことはありません。


しかしこれは筆者の経験からの考えとも言えます。


過去に「ヘアスタイルも気に入ってくれたし、話も合うからきっとまた来てくれるはず」そんな淡い期待は裏切られることが多かったです。


やはり接客業は選ぶ側ではなく、選ばれる側なのだとたくさんの経験を経て学びました。


男性美容師あるあるトップ3!

男性美容師あるあると言えば、やはり女性関係のあるあるが多いようです。


可愛い女性に弱い

世の男性のさだめなのでしょうか。お客様、スタッフどちらの可愛い女性にも男性美容師は弱いようです。


基本的に可愛いとされるレベルはどの男性美容師も近いようで、非常に分かりやすいように思います。


お客様で来店される可愛い女性の場合、男性美容師同士で誰が施術に入るかの話し合いになることもあるのです。そして営業終了後「やっぱり可愛かった」「性格も良かった」と盛り上がることもあります。


そして可愛い女性スタッフに至っては仕事を代わってあげたり、疲れていないか等の心遣いが素晴らしいです。


筆者は残念ながら、そんな心遣いを受けたことはありません。しかし美容師に限らず男性の多くが、その傾向にあるのかもしれません。


いつの間にかお客様やスタッフとお付き合いしている

「僕結婚するんです」その言葉にも驚きましたが、相手の話を聞いていくうちにお客様だったということが多々あります。


何をどのようにして、そこまでに至ったのか不思議に思うこともありました。本人曰く「話があって連絡先を交換したのがきっかけ」ということでしたが「良くバレなかったな」というのが正直なところです。


この連絡先の交換をバレずにすることが、かなりの神業だと思いませんか?他のお客様にもスタッフにも怪しまれず…かなり計画的な行動だと筆者は思います。


ただし結婚まで至るケースは珍しく、お付き合いが終わるとそのお客様も来なくなってしまうのでよく考えてから行動した方がいいのかもしれないと思いました。


道具マニア

男性美容師に良くいるのが、道具マニアです。


ちなみに筆者が普段使うシザーは5丁ですが、多くの男性美容師はシザーケース・ワゴンに可能な限り並べています。


筆者が一緒に働いていた男性美容師は、シザー10丁にロールブラシ10本以上を持ち歩いていました。もちろん使い心地の良いものを探しているうちに増えてしまうことは理解できます。


しかし「持ち歩かなくても良いのでは?」と思うのです。そして「これは○○用、これは○○用」と自慢げに話し「全部使うのか」の問いに「使う」とのことでした。


そんな男性美容師が営業中に使う様子が見れるシザーは2・3丁です。ロールブラシも同様2・3本です。やはり持ち歩く必要はあるのかと疑問に思います。


必要なものを必要なだけと思うのは、筆者が女性だからなのでしょうか。


女性美容師あるあるトップ3!

女性美容師のあるあると言えばこちらです。


脚のむくみに悩まされる

一日立ち仕事をしているとどうしても起こるのが【脚のむくみ】です。特に女性に多いです。


出勤時に履いてきたブーツが、帰りにはチャックが上まで上がらないなんてことは珍しくありません。


休憩時間にふくらはぎのマッサージ、着圧靴下などを試してみても習慣化された脚のむくみは非常に手ごわいです。結果ブーツを履いて出勤しない女性美容師は多いのではないでしょうか。


そして年齢を重ねると共に、仕事中の靴はおしゃれ重視から機能重視になります。やはりむくみは辛いですからね。


休憩のたびにメイク直し

接客業であるとともに1日中鏡の前で仕事をする以上、メイク直しは欠かせません。


何よりシャンプーの湯気は女性のメイクの天敵です。あの湯気によりじわーッと湿気を帯びた肌でそのまま、話し続けるとなんとも嫌なメイク崩れが起きます。


しかし、こまめにメイク直ししていると営業が終わるころには驚くほどの厚塗りに…。若い頃は良いんです、それでも。


40代に突入したあたりからメイク直しすることで、より見せられない状態になることに気付き、今では夕方にはほぼすっぴんです。


という、筆者の実体験でした。


仕事が終わると話したくない

美容師の友人たちが「家に帰ると笑いたくないし、話したくないし、ボーっとしていたい」と良く話していました。


営業時間中に笑顔を絶やさず、お客様と話し続けているのでプライベートではお酒の席でなければ笑えないとのことでした。


確かにプライベートで何があろうと、常に明るくいなくてはならない仕事です。正直、辛い日もあります。


このケースは頑張り屋であればあるほど起こりやすいようで、筆者には経験がありません。なぜなら話したいことを話し、むしろお客様との会話がストレス解消に感じることもあるからです。


では男性美容師はどうなのかというと、女性ほど気を使って話している方は少ないので営業後も変わらない方が多いように思います。


どちらにしても気持ちの切り替えることで、美容師を続けていけるのかもしれません。


インスタで人気沸騰中!美容師TAKUOさんの投稿がアツい

美容師TAKUOさんは現役美容師でありながら、イラストレーターとしても活躍中です。


TAKUOさんのインスタでは美容室でのあるあるが、シュールなイラストで描かれ思わず「あ~あるある」とにやけてしまう内容が盛りだくさんです。しかもトゲがない!


美容師あるあるは検索するとたくさんでてきますが、TAKUOさんのイラストが印象的で一度見たら何度もチェックしたくなってしまうのが特徴です。思わずフォローもしたくなる方も多いと思います。


アシスタントからスタイリスト、そしてこれから美容師を目指す専門学生も楽しめること間違いなしです。


色んなあるあるはありますが、最終的に「美容師って面白いからやめられない」そう思いました。


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