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働くを、近くに感じる特集記事

導入事例
大手媒体で成果なし→応募30件・採用9名。ブランド力に頼らない採用戦略を聞く
2026.07.29 UP

株式会社SOURCE

代表取締役 吉野寿さま


<募集職種>
  • 美容師
<導入前の課題>
  • 見学につながる母集団を形成すること
  • 自社に合う求職者との接点を増やすこと
  • 採用コストを抑えながら成果を高めること
<具体的なサポート内容>
  • サロンの思いを伝える電話アプローチで求職者接点を創出
  • 求人情報作成や掲載中のリマインドなどを手厚くサポート
<導入後の変化>
  • 累計30件の応募、9名を採用
  • 自社インスタグラムとの二本柱で採用が安定
  • 採用コストを大幅に削減


「応募が集まらない」「採用にコストをかけられない」と悩むサロンは少なくありません。都内で4店舗を展開する株式会社SOURCEも、ブランド力では有名サロンにおよばない中、さまざまな求人媒体を試しながら採用活動を続けてきました。


そんな同社は現在、『HAIR WORKS』と自社インスタグラムだけを軸に採用活動を進め、安定した成果につながっているといいます。背景にあるのは、一人ひとりの応募者と真剣に向き合う採用哲学。同社代表取締役・吉野寿さまに、採用への考え方やHAIR WORKS活用のポイントについてお話を伺いました。


「人を幸せにする美容室」を目指して

── まずはSOURCEさまについて教えてください。創業の背景には、吉野さま自身の経験があったそうですね。

吉野さま: 僕が美容師として働き始めた頃は、オーナーだけが豊かになり、スタッフは安い給料で働くというサロンも珍しくありませんでした。そのやり方自体が悪いと言うつもりはないのですが、当時は「スタッフが駒のように扱われている」と感じる場面もありましたし、後輩たちが次々に辞めていく姿も見てきたんです。「自分が店をつくるなら、違うあり方を追求したい」と思ったことが原点になっています。


── その考え方は、現在の給与制度などにもつながっているのでしょうか。

吉野さま: そうですね。SOURCEには月給80万円以上、年収では1,000万円を超える美容師も在籍しています。美容師という仕事は本来、きちんと努力すればしっかり稼げる仕事です。実際に年収1,000万円を超えているスタッフも、最初から指名が多かったわけではありません。スタイリストになってから努力を重ね、少しずつお客さまを増やして今があります。


頑張った人には頑張った分だけ還元する。一方で、収入よりも自分のペースで働くことを重視する人には、その人らしい働き方を尊重する。SOURCEはどちらも否定しません。 それぞれが自分らしく働ける環境をつくる ことを大切にしています。


── 公式サイトを拝見すると、お客さまの年齢層も非常に幅広い印象でした。

吉野さま: 一般的には「20代女性」などターゲットを絞るサロンも多いですが、当社は最初から「来てくださるすべての方を幸せにする」という考え方です。お客さまの男女比はほぼ半々。お子さまからご年配の方まで、本当に幅広い方が来店されます。


これは経営観点だけでなく、スタッフのキャリアにとってもプラスになると思っています。たとえば、女性のショートヘアだけに特化した美容師として自身をブランディングすることも一つの方法ですが、それだけでは長いキャリアの中で変化に対応できなくなるかもしれません。 本質的には、どんなお客さまにも対応できる技術を身につけることが重要 だと考えています。


── そうした魅力的な環境でも、人材採用では課題があったのでしょうか。

吉野さま: 見学や面談に来てくれた人は、高い確率で入社につながります。でも、そこに至るための応募を集めることにはずっと苦労していました。


SOURCEは有名サロンのようなブランド力があるわけではありません。そのため、以前は認知度を高めるために複数の求人媒体を利用しながら、少しでも多くの求職者と接点をつくるしかありませんでした。



「応募者を後押しする」存在は大きい

── さまざまな求人媒体を試す中で、HAIR WORKSを導入した決め手は何だったのでしょうか。

吉野さま: 一番の決め手は、求職者へ電話でアプローチしてくれる仕組みです。普通の求人媒体は掲載して応募を待つ形がほとんどですが、HAIR WORKSは求職者の話を聞いた上で「このサロンが合うと思います」と紹介してくれます。 人材紹介と求人媒体の中間のようなサービス だと感じ、「これはマッチング率が高そうだな」と思いました。


美容業界では、「求人票に書いてある内容と実際の条件が違った」という経験をしている人も少なくありません。だからこそ、転職には慎重になっている人が多いと思います。そんな中で、本人の気持ちや状況を理解した上で応募を後押ししてくれる存在は、とても大きいのではないでしょうか。


── 掲載前後のHAIR WORKSからのサポートで、印象に残っていることはありますか?

吉野さま: 掲載前には、原稿作成担当者がスピーディーに原稿を準備してくれて、負担はほとんど感じませんでした。最近の求人媒体はサロン側で求人原稿を用意することが前提になっているサービスもありますが、HAIR WORKSはそこに時間を取られることがありません。


また掲載開始後は、応募が入るとメールや電話で連絡をもらえます。すぐにお知らせがあるので、こちらも応募者を待たせることなく対応できて助かっています。



HAIR WORKS&自社インスタの二本柱で安定

── 導入後の成果について教えてください。

吉野さま: HAIR WORKS経由では累計30件の応募があり、9名を採用しています。年齢や資格などの条件面で採用に至らなかった人もいますが、本当にたくさんの出会いがありました。


以前はさまざまな求人媒体に掲載し、試行錯誤を続けていましたが、 今ではHAIR WORKSへの掲載と自社の公式インスタグラムの二本柱だけで採用を回せるようになった んですよ。


── 自社インスタグラムは、どのように活用しているのですか?

吉野さま: インスタグラムでは、自分たちの考え方やサロンとして大切にしていることを発信しています。行動的な方は、こうした発信内容を見て共感し、自ら応募してくれるんです。


一方で、「転職したい気持ちはあるけれど、なかなか一歩を踏み出せない」という方も多いと思うんですよね。そうした方の背中を押してくれる存在として、HAIR WORKSは非常に心強いです。 行動的な方にも、そうでない方にも網羅的にアプローチできるようになった 結果、以前のように複数の求人媒体へ掲載する必要がなくなり、採用コストも大きく抑えられました。


── 採用した方の中で、特に印象に残っているエピソードはありますか?

吉野さま: 美容師資格を持っているものの、家庭の事情で収入の多さを優先し、異業種で働いていた人が応募してくれました。それまでは家族のために働き続けていましたが、ある程度生活が落ち着いてきたタイミングで「もう一度美容師としてのキャリアに挑戦したい」と相談してくれたんです。


美容師以外の道を歩んでいたけど、それでも再び挑戦したいという思いと意欲を受け止め、僕は採用を決めました。過去よりもこれからの姿勢を大切にしたいと考えたからです。 そのスタッフは今も頑張ってくれていますよ。



認知度の低さに悩むサロンほど試してほしい

── HAIR WORKSはどんなサロンにおすすめできると思いますか?

吉野さま: 当社のように、ブランドサロンや大手サロンと比べて認知度が低いサロンだと思います。認知度が高い有名サロンなら、別のやり方でも採用できるでしょう。一方、かつての僕のように「明確な理念や思いがあるのに応募が集まらない」と悩んでいるサロンも多いのでは? 特に、大手求人媒体への掲載を続けてもなかなか成果が出ないときには、一度HAIR WORKSを試してみる価値があるのではないでしょうか。


── 最後に、吉野さまが考える「良い採用」とは何でしょうか?

吉野さま: 採用活動で追求すべきなのは、ただ人を増やすことだけではないと思っています。 美容師として働く一人ひとりが、幸せになれる場所を見つけられるようにする。 それこそが採用活動の意義ではないでしょうか。


だから、当社の見学に来ていただいた方には理念や考え方をじっくりお伝えしますし、応募者の話もたくさん聞きます。その結果、「当社よりも別のサロンのほうが合っていますね」とお伝えすることもありますし、「今のサロンに残ったほうが幸せになれるかもしれません」とアドバイスすることもあります。そして当社を選んでくれた人には全力で向き合います。


HAIR WORKSは、ただ求人情報を載せるだけではなく、こうしたサロンの考え方まで理解した上で求職者とつないでくれるんです。オーナー自身が「どんなサロンをつくりたいのか」「どんな美容師と働きたいのか」という思いをしっかり持っているサロンほど、このサービスの価値を実感できるはずです。


写真・文・編集: 事例のプロ