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導入事例
「面接ゼロ」から1年間で29名の応募獲得へ。ヘアメイク採用成功への転換点
2026.07.29 UP

株式会社クッポグラフィー

経営管理部 人事セクション 人事マネジャー 池尻利行さま


<募集職種>
  • ヘアメイクアーティスト(美容師)
<導入前の課題>
  • ヘアメイク人材の母集団形成
  • 面談機会の創出
  • 企業認知度の向上
<具体的なサポート内容>
  • 求職者への電話による応募促進
  • 採用状況に応じた改善提案
<導入後の変化>
  • 1年間で29名が応募
  • ヘアメイクアーティストの採用成功
  • 継続的な応募導線を確立


「面談まで来てもらえれば、自社の魅力を伝えられる自信がありました」。そう語るのは、ウェディングフォトやファミリーフォトを手がける株式会社クッポグラフィーの池尻利行さまです。 同社のヘアメイクアーティスト採用では、母集団形成の段階で苦戦が続いていました。


そんな状況を変えたのがHAIR WORKSによる電話アプローチと伴走支援です。半年間で29名の応募を獲得し、若手ヘアメイクアーティスト1名の採用につながった取り組みについてお話を伺いました。 


フォトスタジオを起点に「お客さまとつながり続ける」

── 貴社の事業内容や強みについて教えてください。

池尻さま: 当社はウェディングフォトやファミリーフォトを中心としたフォトスタジオ事業を軸に成長してきました。現在はフォトスタジオだけでなく、カフェやフラワー事業も手がけながら、 「日本で一番お客さまとつながり続けるフォトスタジオになる」というビジョンの実現 を目指しています。


お客さまの人生の節目に立ち会い、単に写真データを納品するだけではなく、5年後や10年後に写真を見返したときにも温かい気持ちになれるような「撮影体験」そのものを提供していることが、当社の特長です。


── 池尻さまは、異業種での人事業務を経てクッポグラフィーへ入社されたそうですね。

池尻さま: はい。人事として15年のキャリアを積み、2023年にクッポグラフィーへ入社しました。現在は新卒採用やキャリア採用、人材育成、研修などを担当しています。


私が入社する前は、現場のマネジャーが採用業務も兼任していました。しかし、人員が不足する中で現場責任者が採用まで担うことには限界があり、採用体制を整備するために人事機能を強化してきました。 



面談さえできれば魅力を伝えられるのに、機会がなかった

── 採用活動時の募集職種を教えてください。

池尻さま: フォトグラファーだけでなく、ヘアメイクアーティストやブランドマーケティングの担当者などさまざまな職種を募集しています。その中でも特に難しいと感じているのは、ヘアメイクアーティストの採用です。


当社は写真業界での認知度が高く、代表が開催するワークショップには全国から参加者が集まりますし、世界的なフォトコンテストで入賞したメンバーが複数在籍していることもあって、フォトグラファーの採用は順調に進んでいます。


一方、ヘアメイク業界ではまだまだ認知度が十分ではなく、ただ待っているだけでは応募が集まりません。当社のヘアメイクアーティストには技術力だけでなく、お客さまの価値観や人生観に共感し、一緒に喜びを分かち合えるコミュニケーション力も求められるため、採用要件を下げることもできませんでした。


── 以前はどのような手法で採用活動を行っていたのですか?

池尻さま: 自社サイトで募集情報を掲載するほか、業界大手の求人媒体も利用していました。私が入社してからも一定の広告費を投じていましたが、思うような成果は出ませんでした。月によっては面接がゼロということもありましたね。


ただ、私自身は当社の採用力に問題があるとは考えていませんでした。むしろ、 カジュアル面談まで来ていただければ当社の魅力を伝えられる自信があった んです。実際にお会いして、撮影事例やお客さまとのエピソードを紹介すると、感動して涙を流される候補者の方もいます。だからこそ、「応募が来ないこと」そのものが最大の問題だと考えていました。


── 採用担当者としては、どんな思いでしたか?

池尻さま: 率直に言って、大きなストレスを抱えていました。 採用力競争で他社に負けるのではなく、そもそも「勝負する場に立てない」状態 でしたから。面談さえできれば魅力を伝えられるのに、なかなかその機会をつくれず、人材不足によって現場スタッフに負担をかけ続けてしまうことへの申し訳なさを感じていましたね。 



「電話アプローチ」で広がった、求職者との接点

── そうした状況の中で、HAIR WORKSへの掲載を決めた理由を教えてください。

池尻さま: きっかけは営業担当の方からご案内をいただいたことです。その際に印象的だったのは、「求職者へ電話で直接アプローチする」という点でした。人手のかかるアナログな方法ですが、他の求人媒体では同様の例を聞いたことがなく、当社をまだ知らない方とも接点を持てる可能性を感じました。どこまで効果があるのか当初は半信半疑でしたが、「クッポグラフィーを知っていただくきっかけになるかもしれない」と思いました。


── 掲載開始後、どのような変化がありましたか?

池尻さま: それまで応募ゼロの月もあった状況から大きく変化しました。 掲載開始から半年間で29名の応募があり、その中から1名の採用に成功 しています。応募者全員が選考に進んだわけではありませんが、高い確率でカジュアル面談や説明会に来ていただけました。まず当社を知っていただく機会をつくれたことが大きかったですね。


── 「勝負する場」に立てるようになったのですね。

池尻さま: はい。応募受付後に設定するカジュアル面談や説明会では、当社の事業やビジョンなどについて時間をかけて説明し、共感していただけるよう努めています。その後の選考では一次面接、二次面接とスキルチェック、そして最終面接があるので、他社と比べれば内定までのフローが多いかもしれません。それでも、お会いした候補者の多くがこれらのフローに前向きに参加してくれました。


── 営業担当者や原稿作成担当者のサポートで、印象に残っていることはありますか?

池尻さま: 掲載準備を進めている段階から、とても丁寧にサポートしてくれました。原稿作成にあたっては、こちらから相談した際に、どんな内容でも迅速に対応してもらっています。


また営業担当の方にも、「本当に伴走してくれている」という印象があります。過去に利用した媒体では、契約後はほとんど連絡がなく、苦戦していても具体的なアドバイスをもらえないことがありました。一方でHAIR WORKSでは、応募状況が思わしくない時期に相談すると、市場の動向や求職者の傾向を踏まえながら改善策を提案してくれました。求人コピーや写真の見直しなども含めて柔軟にサポートしてもらい、「契約したら終わり」ではなく、一緒に採用成功を目指してくれる安心感がありましたね。



ビジョンに共感する若手ヘアメイクアーティストを採用

── 採用された方は、どのような方だったのでしょうか。

池尻さま: 20代のヘアメイクアーティストを採用しました。美容師としてサロンで約2年の経験を積み、「もっと人の笑顔に寄り添える環境へ移りたい」と考え、転職先を探していたそうです。現在はマネジャーの右腕として活躍しており、最近では採用活動にも協力してくれています。 


── その方は、御社のどんな部分に惹かれて入社を決めたのでしょうか?

池尻さま: 当社では、個人の技術力や人間力だけで勝負するのではなく、チーム力も大切にしてビジョンの実現を目指しています。そのスタッフは学生時代に軽音楽部に所属しており、仲間と一緒に何かをつくり上げることに喜びを感じていたと聞きました。そうした 価値観が当社の考え方と重なり、魅力を感じてくれた のだと思います。


また、当社で働くヘアメイクアーティストは、ブライダルだけでなく、お子さまの着付けや家族写真の撮影サポートなど幅広い経験を積むことができます。3歳のお子さまのヘアセットから新婦のヘアメイク、さらには結婚30周年を迎えたご夫婦の撮影まで、人生のさまざまな場面に寄り添える。これを 「成長できる環境」として前向きにとらえて くれました。



採用活動の進展が事業成長につながっている

── 池尻さま自身は、HAIR WORKS掲載後の成果をどのように感じていますか。

池尻さま: 長年苦戦していたヘアメイクアーティストのキャリア採用において、継続的に応募が集まる流れをつくれたことが最大の成果です。


他の媒体では難しかったのに、なぜHAIR WORKSでは応募が集まるのか。その理由の一つは、やはり求職者に対して直接電話で案内してくださっていることでしょう。 そうした案内を受けて応募される方は、人とのつながりや新しい出会いに興味を持っている傾向がある ように感じます。だからこそ「まだ知らない企業」にも積極的に応募していただけるのではないでしょうか。


── 採用成功によって、事業にも好影響がもたらされたのでしょうか?

池尻さま: はい。最近では、提携する結婚式場から新たにヘアメイクの依頼もいただけるようになりました。以前はヘアメイクアーティストの人員が不足しており、撮影しかお引き受けできなかったんです。こうした事業機会に応えていくためにも、当社のビジョンに共感する人材を継続して採用し、体制を整えていくことがますます重要になっています。 


── どのような企業へHAIR WORKSをおすすめしたいですか?

池尻さま: 母集団形成に悩んでいる企業には、ぜひ一度試していただきたいですね。


私たちもそうでしたが、魅力的な職場であっても、求職者に知ってもらえなければ応募にはつながりません。条件面を大きく改善して訴求する手もあるかもしれませんが、それだけでは会社のビジョンやカルチャーに合う人材が見つからず、入社後にミスマッチが起きる可能性もあります。


大切なのは、自社の価値観や魅力を伝える機会をつくること でしょう。その入り口づくりに悩んでいる企業にとって、HAIR WORKSは心強いパートナーになると思います。


写真・文・編集: 事例のプロ