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導入事例
熱量の高い学生✕接触機会の拡大=採用に直結 hairs BERRYのヘアワークスフェスタ活用事例
2026.07.29 UP

有限会社BiZ GATE(hairs BERRY)

人事統括部長 川口和之さま


<募集職種>
  • 美容師(新卒)
<導入前の課題>
  • 学生との接触機会が不足していた
  • 新規開拓に時間・人員の限界があった
<具体的なサポート内容>
  • 運営が空きブースへ学生を誘導
  • 出展社数を約20社に限定し対話時間を確保
  • 交通費半額補助でサロン見学を後押し
<導入後の変化>
  • 見学日程が早期に決まりやすくなった
  • 熱量の高い学生との接点が生まれた
  • ヘアワークスフェスタ経由で複数名の採用に至った


関西・九州エリアに54店舗を展開する地域密着型美容室チェーン『hairs BERRY』。同社は求人広告媒体への掲載よりも、学生との直接接触を重視した採用活動を一貫して続けてきました。その中で新卒採用の強化策として選んだのが、美容学生向け就職フェア『ヘアワークスフェスタ』への出展です。採用全般を統括する川口和之さまにお話を伺いました。


求人媒体への掲載よりも学生との直接接触が採用活動の軸



── 御社の採用活動について教えてください。

川口さま: 『hairs BERRY』は、関西および九州エリアに店舗を展開しているサロンです。採用活動につきましては店舗ごとに任せるのではなく、面接からサロン見学に至るまですべて本部主導で進めております。


美容業界の場合、求人票を隅々まで精読して就職先を検討する学生はそれほど多くありません。そのため、当社は基本的に求人広告媒体への掲載を行っていません。代わりに、大規模な合同説明会をはじめ、専門学校での訪問説明会、さらには授業に組み込まれた学内ガイダンスなど、学生と直接お話しできる機会を積極的に設けてまいりました。自社のSNSを通じて実際のサロンの雰囲気や働き方を発信し、そこから対面で対話する機会を持つほうが、結果的に採用へとつながりやすいと考えているためです。


── 選考では、どのような点を重視しているのでしょうか。

川口さま: 当社では、技術の習得度合いや学校の成績よりも、人当たりの良さやコミュニケーション能力を高く評価しております。チームで協力して進める施術スタイルを提供していることから、スタッフ間の良好な関係性が店舗全体のパフォーマンスに直結するため、対人スキルに重きを置いた選考を実施しています。


実際に、内定者の方々には入社までの期間中、定期的に「内定者の集い」へ参加してもらっています。一緒に食事をすることで、面接だけでは見えにくい普段の素の様子をじっくりと把握できるのです。


── そういった採用体制を構築されているなかで、具体的にどのような課題があったのでしょうか。

川口さま: 採用活動を進めるうえで、学生との接触機会をもっと増やしたいと考えておりました。しかし、専門学校の新規開拓には多大な時間がかかりますし、人員的なリソース面でもどうしても限界があります。


だからこそ、学生と直接話せる説明会やイベントにもできるだけ参加する必要があると考えています。なかでも、まだ当社のことを知らない学生に対して広くリーチできる有効な手段を、ずっと模索していました。


自主参加型の学生が集まる環境と、運営による誘導設計が決め手

── 『ヘアワークスフェスタ』を知ったきっかけと、参加を決めた理由を教えてください。

川口さま: SNS広告を通じて存在を知り、こちらからお問い合わせをしたことが最初のきっかけです。


参加を決断した最大の理由は、イベントの参加者が「自主的に来場する学生」に限られている点にありました。学校の授業の一環として参加が義務付けられている校内ガイダンスとは異なり、ヘアワークスフェスタは放課後の時間に実施されます。つまり、参加する学生は自らの意志で足を運んでいる、就職活動への意識が非常に高い方々なのです。この部分が、学生の熱量を重視する当社の採用方針と見事に一致しました。



── 他の合同説明会と比較して、評価された点はありましたか。

川口さま: 大規模な合同説明会の場合、学生は興味のある企業を事前に絞り込んでからブースを訪れる傾向にあります。自分の希望する雰囲気に合うブースだけを回り、どこにもフィットしなかった学生たちは、他のブースへ行くこともなくそのまま帰ってしまうケースが非常に多いんです。そのため、知名度の低いサロンや説明会に不慣れなサロンは、どうしても学生との接触機会が限られてしまいます。


一方、ヘアワークスフェスタでは、運営スタッフの方が空席のブースへ学生を積極的に誘導してくれます。「あそこのブースがこの条件や雰囲気が合っているからまずは話を聞いてみたら?」と促していただくことで、「実際に話を聞いてみたら、意外と自分に合っているかも」と感じてもらえることも少なくありません。この仕組みのおかげで、学生が自分では選ばなかったであろうサロンとの新しい出会いが生まれやすくなっているのです。出展しているサロンにとって、これは非常に大きなメリットです。


また、出展社数を約20社前後に限定している点も重要なポイントでした。学生が多数のブースを短時間で慌ただしく回る大規模フェアとは異なり、一社あたりの対話時間がしっかりと確保されます。そのため、サロンの雰囲気や働き方をより丁寧に伝えられるわけです。


サロン見学への移行が早まり、熱量の高い学生との接点が生まれる

── 実際に出展してみて、どのような効果がありましたか。

川口さま: hairs BERRYは主に関西・福岡エリアで店舗を展開しているため、名古屋より西の地域で開催されるヘアワークスフェスタにはほぼすべて出展しました。実際にブースへ足を運んでくれたことがご縁となり、採用に至った学生も複数名いらっしゃいます。昨年の福岡会場では、カップルで参加してくれた学生2名とも内定を、今春の岡山会場からも1名内定を出しました。


ただ、それ以上に実感しているのは、他の大規模な合同説明会と比較して、サロン見学の日程が早期に決まりやすいという点ですね。大規模な説明会の場合、学生は多数の企業と接触するため、サロン見学の判断を下すまでに時間がかかってしまうケースが少なくありません。ですが、ヘアワークスフェスタでは一社あたりの対話時間がしっかりと確保されているため、学生がその場で見学の意向を示してくれることが多いんです。結果として、採用プロセスの初期段階が円滑に進みやすくなっています。


また、運営側が事前に学生から情報を収集し、独自のネームカードを用意してくれている点も高く評価しているポイントです。ブース訪問の段階で学生の基本情報や志向をある程度把握した状態で対話をスタートできるのは、出展する身として非常に助かりました。


── サロン見学の際の交通費補助のシステムについてはいかがですか。

川口さま: ヘアワークスフェスタでは、不定期でサロン見学の日程を確定させた学生に対し、往復交通費の半額を補助してくれるシステムが用意されています。そのため、学生にとって後押しになりやすく、その場でスムーズにアポイントが取得できるのです。


実は当社には、「自分の就職先を見極めるための交通費くらいは、自ら工面する覚悟と熱量を持った学生に来てほしい」という考えがあります。そうした理由から、サロン見学の交通費や宿泊費は原則として支給しないというポリシーをこれまで貫いてまいりました。交通費を全額負担してしまうと、就職する気がないにもかかわらず、観光目的で参加する学生が出てきてしまう懸念があるからです。


だからこそ、サロン側の費用負担はゼロのまま、HAIR WORKS様のシステムによって熱量の高い学生の背中を後押しできるこの仕組みは、本当にありがたいと感じています。


費用対効果を見極めながら学生との接点を増やしていく



── 今後の採用活動における展望を教えてください。

川口さま: 基本方針は、これまでと変わりません。学生と直接お話しできる機会を増やし続けることが最重要課題であり、そのために出展するイベントの費用対効果を精査しながら参加を判断していくつもりです。参加費が高額であっても来場する学生数が多いイベントは検討に値しますし、逆に少人数の学校で高額な費用が発生するようなガイダンスへの参加は、慎重に見極める必要があります。


そういった意味でも、今後もヘアワークスフェスタには継続して出展していきたいと考えております。


── ヘアワークスフェスタはどのようなサロンに向いていると思われますか。

川口さま: 大規模な合同説明会ではどうしても埋もれてしまいがちなサロンに、特に向いていると思います。知名度の高い大手サロンが多数出展するような環境では、学生の目が有名サロンにばかり集中してしまい、中規模以下のサロンは存在が埋もれやすくなってしまいます。出展社数を一定数に限定し、かつ運営スタッフが学生を空きブースへ誘導してくれるヘアワークスフェスタの設計は、そうした不利な状況を打破するために極めて有効な手段だと言えますね。


また、それ以外の運営サポート体制もしっかりと整っているため、参加のハードルが低い点も魅力的です。イベントでのアピールに不慣れな採用担当者がいらっしゃるサロンであっても、運営スタッフがサポートしてくれるので、安心してご活用いただけるサービスだと思います。


写真・文・編集: 事例のプロ